ここで学べること

私たちが目指す医師像

総合的な見識・技術を持った
麻酔科医師を養成します。
麻酔・集中治療・痛み治療の3本柱を
当教室が中心となって担うことで、
あらゆるフィールドで
活躍できるプロフェッショナルを育てます。

医局長からのメッセージ

教授 斎藤 淳一

愛媛大学大学院医学系研究科
麻酔・周術期学教室

医局長阿部 尚紀

当講座には、現在34名の麻酔科医師が所属しています。教授以下、准教授2名、講師4名、助教13名、医員12名、大学院生2名が在籍し、麻酔、集中治療、ペインクリニック・緩和医療など幅広い領域の診療・研究に取り組んでいます(2026年8月現在)。

愛媛大学医学部附属病院は、地域の中核病院として愛媛県の高度医療を担い、2025年度には年間約6,900件の手術が行われました。各診療科の一般的な手術から、カテーテル検査・インターベンション、小児心臓外科、肝移植、心臓移植手術など、高度な専門性を必要とする麻酔まで幅広く経験できます。麻酔科専門医取得に必要な各領域の症例も十分にあり、麻酔科医として幅広い臨床能力を身につけることができる研修環境が整っています。

また、「麻酔」だけでなく、「集中治療」「ペインクリニック・緩和医療」も当講座の医師が中心となって診療しており、麻酔科専門医取得後には、それぞれの領域でさらに専門性を高めることが可能です。大学院への進学や学位取得、海外留学など、希望に応じた多様なキャリア形成も支援しています。

当講座には多くの関連病院があり、愛媛県内の主要病院で多くの医局員が活躍しています。一方、県内の麻酔科医師はまだ十分とはいえず、各地域から常勤医師の派遣・増員を求める声が寄せられています。愛媛県の周術期医療を支えていくためにも、一人でも多くの仲間を必要としています。

医局は、若手からベテランまで気軽に相談でき、互いに支え合えるアットホームな雰囲気です。それぞれの興味やライフステージに応じて、自分らしいキャリアを築いていける教室を目指しています。

愛媛大学で麻酔を学びたい、麻酔科医として成長したいという熱意のある皆さんからのご連絡を、医局員一同お待ちしています。

教室の文化・雰囲気

当講座に所属する医師の多くは愛媛大学出身ですが、他大学出身の医師も数多く在籍しています。出身大学による分け隔ては一切なく、普段一緒に仕事をしていても、誰が他大学出身なのか言われなければ分からないほど、出身大学を意識することのない医局です。

また、子育てをしながら勤務している麻酔科医も多く在籍しています。病院敷地内の保育園などを利用しながら、日中の麻酔診療をこなすとともに、自らのキャリアアップを目指して、臨床研究を中心となって進めている医師もいます。

子育て中は、夜間の麻酔や集中治療部の当直などに一定の制限が必要となる場合もありますが、それぞれが限られた時間の中で精一杯診療に携わっています。お子さんの病気などで急な休みが必要になった場合にも、周囲の医師が自然にカバーし、気持ちよく助け合うことが当たり前になっています。

医局長から見た講座全体の雰囲気を一言で表すなら、やはり「アットホーム」です。
みんなで疑問を持ち、みんなで調べ、みんなで議論する。
当たり前のことかもしれませんが、臨床の中で生まれた疑問を気軽に相談し、ともに考え、学び合うことを、アットホームな雰囲気の中で自然に行えることが、当講座の大きな特徴だと思っています。

研修の特長

  • 可能性を広げる、多彩な症例

    年間約5000件の管理症例を誇り、⼈⼯⼼臓埋め込みや心臓移植、⼩児⼼臓外科や肝移植など、愛媛県内もしくは中四国で当院のみが⾏う⾼度な症例を豊富に経験できます。

  • 「一人にしない」
    安心の指導体制

    初期研修医が一人で麻酔を行うことはありません。指導医クラスの医師が術前計画から術後管理までマンツーマンで指導し、着実に知識と経験を養います。

  • 「将来への投資」としての
    キャリア・留学支援

    国内留学(国立循環器病センター等)や大学院進学、海外留学を強力に後押し。臨床・基礎を問わず、医局員一人ひとりの専門性を高める環境があります。

  • 共に学び、高め合う
    「勉強会・研究」

    毎朝のカンファレンス前後に15〜30分の勉強会を行い、基礎から最新治療まで幅広く学びます。国内外の学会への参加を奨励し、前向きに議論できる文化を応援しています。

研修プログラムの運営方針、週間予定表、指導体制等は以下からご確認ください。

よくあるご質問

他大学出身なのですが、医局の雰囲気に馴染めるでしょうか?

はい、安心してお越しください。当教室には愛媛大学出身者だけでなく、他大学出身の医師も多数在籍しています。
出身大学による分け隔てはなく、日々のカンファレンスや勉強会、臨床現場で互いに相談しながら学ぶ文化があります。
新しく加わる方が自然に馴染めるよう、医局全体でサポートしています。

女性が多いと男性の負担が大きくなりませんか?

女性も数が多いと男性も助かる事はたくさんあります。男性でも有給休暇を申請して入学式・卒業式・参観日などに参列していますし、育児休暇の取得をしている人もいます。また、ICUでの当直業務をした翌日は12時以降は(早ければ朝から)完全にoffとなりますし、日中に余裕がある日は遅出勤務の人を作ったりしています。これらは、例え女性でもたくさんいることで日中に余裕が出来るからこそ可能となる運用です。

麻酔科研修についていけるか不安です。

専攻医が最初から一人で麻酔管理を行うことはありません。術前評価から麻酔計画、術中管理、術後管理まで、指導医クラスの医師がマンツーマンで指導します。基本的な知識と手技を一つずつ確認しながら経験を積めるため、麻酔科に初めて触れる方でも安心して研修できます。

どのような症例を経験できますか?

愛媛大学医学部附属病院では、一般的な手術麻酔に加えて、心臓移植、小児心臓外科、肝移植など、高度で専門性の高い症例を経験できます。麻酔、集中治療、痛み治療を幅広く学ぶことで、将来さまざまな領域で活躍できる麻酔科医を目指すことができます。

臨床だけでなく、研究や学位取得にも興味があります。

臨床と研究の両立を支援しています。大学院進学、基礎研究、臨床研究など、希望やキャリアプランに応じて複数の選択肢があります。神経免疫、敗血症、術後せん妄などの研究テーマに取り組む環境があり、臨床を続けながら学位取得を目指す道も相談できます。

海外学会への参加や、国内留学のチャンスはありますか?

あります。当教室では、国内外の学会参加や発表を奨励しています。また、国立循環器病研究センターなど国内の専門施設での研修や、カリフォルニア大学サンディエゴ校をはじめとした海外留学の機会もあり、一人ひとりの専門性を高める挑戦を後押ししています。

麻酔科専門医取得後のキャリアはどのように広がりますか?

麻酔科専門医取得後は、手術麻酔を基盤に、集中治療、ペインクリニック、緩和医療、心臓血管麻酔、小児麻酔、研究、大学院進学、国内外留学など、多様なキャリアを選択できます。本人の希望やライフステージ、専門性を踏まえながら、長期的なキャリア形成を支援しています。

勉強会や教育体制は十分ありますか?

朝のカンファレンス後に勉強会を行い、基礎的な内容から最新の内容まで幅広く学ぶ機会があります。日々の症例についても、指導医や先輩医師と相談しながら振り返ることができ、疑問を共有しやすい教育環境を整えています。

専門研修基幹施設と
主な連携施設(国内)

基幹施設

愛媛大学医学部附属病院 〒791-0295 愛媛県東温市志津川454

TEL089-964-5111

連携施設(県内)

愛媛県立中央病院 〒790-0024 愛媛県松山市春日町83

TEL089-947-1111

松山赤十字病院 〒790-8524 愛媛県松山市文京町1

TEL089-924-1111

松山市民病院 〒790-0067 愛媛県松山市大手町2丁目6-5

TEL089-943-1151

四国がんセンター 〒791-0245 愛媛県松山市南梅本町甲160

TEL089-999-1111

愛媛県立今治病院 〒794-0006 愛媛県今治市石井町4丁目5-5

TEL0898-32-7111

愛媛県立新居浜病院 〒792-0042 愛媛県新居浜市本郷3丁目1-1

TEL0897-43-6161

市立宇和島病院 〒798-0061 愛媛県宇和島市御殿町1-1

TEL0895-25-1111

視野を広げる県外の連携施設

弘前大学医学部附属病院

教授 斎藤 淳一

弘前大学大学院医学研究科 麻酔科学講座

教授斎藤 淳一

弘前大学医学部附属病院麻酔科では、全静脈麻酔と末梢神経ブロックを軸とした全身麻酔管理を実践しています。なかでも成人症例の9割以上でケタミンを使用する独自の管理法は全国的にもユニークです。

ひとたび病院を離れれば、雄大な岩木山や奥入瀬渓流など、豊かな自然が広がっています。四国・愛媛とは全く異なる「北東北の風土と医療」に触れることは、医師としての視野を広げるかけがえのない機会になるはずです。

愛媛大学とは互いに深く信頼し合えるパートナーであり、それぞれの歴史や文化をリスペクトしつつ、双方の専攻医が最高の実務研修を積めるよう、この素晴らしい交流をより強固なものにしていきたいと考えています。
ぜひ、我々の施設をのぞいてみてください。心から歓迎いたします!

お問い合わせ先 〒036-8224 青森県弘前市文京町1

TEL0172-36-2111

日本医科大学付属病院

教授 石川 真士

日本医科大学大学院医学研究科
疼痛制御麻酔科学分野

教授石川 真士

日本医科大学麻酔科学教室は、付属4病院と関連施設を基盤に、年間約2万例の麻酔管理に加え、ペインクリニック、緩和ケア、産科麻酔、外科系ICUまで幅広い領域を担っています。

愛媛大学麻酔科の先生方とは、互いの強みや文化を尊重しながら、互いにとって学びと刺激のある研修環境を共に作っていきたいと考えています。

将来の麻酔科医を共に育てる大切な仲間として、今後も末永く交流を深めていければ幸いです。ぜひ当科にもお越しください。心より歓迎いたします。

お問い合わせ先 〒113-8603 東京都文京区千駄木1丁目1−5

TEL03-3822-2131

順天堂大学医学部附属順天堂医院

主任教授 川越 いづみ

順天堂大学大学院医学研究科
麻酔科学、疼痛制御学
順天堂大学医学部
麻酔科学・ペインクリニック講座

主任教授川越 いづみ

順天堂大学医学部附属順天堂医院は都心に位置し、日本屈指の年間麻酔科管理手術件数(11,465件)を有します。心臓外科(975件うち小児134件)呼吸器外科(713件)小児外科(1,144件)などの症例を通して高い麻酔技術を、41名の専門医の指導下で手厚く学ぶことができます。

ペイン・ICU・産科麻酔のローテ―トも可能です。専攻医向けの勉強会や抄読会を毎週行っており、常に欧米からの留学生も受け入れており、学術や国際感覚も習得できます。忙しいながらも雰囲気のよい職場です。皆さまをお待ちしております。

お問い合わせ先 〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目1−3

TEL03-3813-3111

国立循環器病センター

愛媛大学さんから定期的にやる気のあるレジデントの先生を派遣いただいています。当院では心臓麻酔・脳外科麻酔・産科麻酔を重点的に学べます。ご興味のある方は是非、西原先生とご相談ください。

国立循環器病センター 麻酔科

部長前田 琢磨

お問い合わせ先 〒564-8565 大阪府吹田市岸部新町6−1

TEL06-6170-1070

大阪母子医療センター

部長 竹下 淳

大阪母子医療センター 麻酔科

部長竹下 淳

大阪母子医療センターは、関西を代表する小児・周産期医療に特化した施設です。豊富な新生児症例や先天性心疾患手術をはじめ、多彩な小児麻酔を経験できるだけでなく、超音波ガイド下血管穿刺や神経ブロックを積極的に行っています。

また、無痛分娩症例も豊富で、周産期麻酔に関する知識と技術を深めることが可能です。さらに、希望者は3か月から半年程度の集中治療科研修を行うこともでき、周術期管理を幅広く学べます。

半年から2年程度の短期研修にも対応しており、多くの大学医局や一般病院からの派遣を受け入れています。
小児・周産期麻酔に興味のある方、ぜひ当センターで一緒に学びましょう。

お問い合わせ先 〒594-1101 大阪府和泉市室堂町840

TEL0725-56-1220

兵庫県立こども病院

兵庫県立こども病院麻酔科は、小児・周産期専門病院の麻酔科として、各科の小児麻酔症例のほか、新生児手術、開心術、気管手術、日帰り手術、血管造影やMRIなどの検査、緊急帝王切開など一般病院で取り扱うことの少ない麻酔を数多く手がけています。
1年間におよそ200~400例の小児麻酔を経験することができ、サブスペシャリティとしての小児麻酔を強化・探究するには最適です。

研修に来る先生方は、近隣県のみならず広く全国各地から来られており、異なる考え方に接したり、思いがけない人脈が広がったりします。愛媛大学麻酔科の先生方の中で小児麻酔に興味のある方は、ぜひ一度西原先生にご相談ください。

兵庫県立こども病院 麻酔科

部長香川 哲郎

お問い合わせ先 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町1丁目6−7

TEL078-945-7300

心臓病センター榊原病院

大西 佳彦

心臓病センター榊原病院

手術部長兼顧問大西 佳彦

愛媛大学5期卒業の大西佳彦でございます。
卒業後すぐに大阪大学医学部に所属し、8年目より国立循環器病センターで33年間勤務いたしました。

心臓病センター榊原病院は新幹線からもよく見えるところに位置しており、循環器に特化した病院です。東京の榊原記念病院が有名ですが、岡山の榊原病院も毎年開心術600症例以上が施行されており、中四国と九州の中で最も多い症例数となっています。
成人の開心術だけですが、毎年の弁形成術や置換術が200症例、緊急大動脈解離手術が120症例、冠動脈バイパス術80例など多くの症例があります。多くの麻酔科医が1年間で100症例以上の開心術を経験することができます。

勿論、術中径食道心エコーは全症例で経験でき、指導も行います。心臓外科の先生方も親切で丁寧に教えてくれます。
心臓麻酔に興味がある、勉強したい方で意欲のある人でしたら半年から2年間程度の研修が可能です。良ければご検討ください。

お問い合わせ先 〒700-0804 岡山県岡山市北区中井町2丁目5-1

TEL086-225-7111

久留米大学病院

主任教授 平木 照之

久留米大学医学部麻酔学講座

主任教授平木 照之

久留米大学病院では、年間約8,500件の手術が行われており、多種多様な症例を経験することができます。心臓血管症例や小児症例をはじめ、数多くの麻酔管理を学べることが当科の大きな魅力です。手術麻酔に加え、集中治療、ペインクリニック、緩和ケアなど、麻酔科関連領域を幅広く研修できる環境が整っています。

また、医局は先輩・後輩の垣根が低く、気軽に相談し合えるアットホームな雰囲気です。一人ひとりの成長を大切にしながら、楽しく充実した研修生活を送ることができます。

ぜひ久留米大学病院麻酔科で、私たちと一緒に麻酔科医として成長していきましょう。

お問い合わせ先 〒830-0011 福岡県久留米市旭町67

TEL0942-35-3311

琉球大学病院

お問い合わせ先 〒901-2725 沖縄県宜野湾市喜友名1076

TEL098-894-1301

愛媛から全国、そして世界へ!キャリアを広げる国内・海外留学

当教室では、臨床・基礎を問わず、すべての医局員が自身の専門性を高められるよう、国内有数の施設や海外への留学を強力に後押ししています。プログラム期間中はもちろん、専門研修修了後であっても、お互いの希望を応援し合う環境のなかで、適切な時期を見極めながら、国内・海外への留学や新たな臨床への挑戦を後押ししています。

国内留学先
(プログラム修了後も挑戦可能)

専門性向上のため、国内有数の専門施設を国内留学先として用意しております。 下記施設はプログラムの連携施設としても登録されており、専門研修中に行く事も可能ですし、プログラムが修了した後に行く事も可能です。

国立循環器病研究センター(心臓血管麻酔)

留学者の声

日々の業務や症例の重症度から多忙な毎日ではありましたが、それ以上に心臓麻酔に対して強い情熱と高い志を持つ素晴らしい同期たちに恵まれたことが何よりの収穫でした。 互いに議論を重ね、切磋琢磨しながら過ごした濃密な時間は、知識や手技の向上はもちろんのこと、全国に広がる「一生モノの仲間」というかけがえのない財産をもたらしてくれました。ここでの経験と築いたネットワークは、現在の臨床や研究・教育活動においても大きな原動力となっています。

小西 周

兵庫県立子ども病院(小児麻酔)

留学者の声

準備中

大阪母子医療センター(産科麻酔、小児麻酔)

心臓病センター榊原病院(心臓血管麻酔)

海外留学先

教授の紹介により、カリフォルニア大学サンディエゴ校への留学を経験できます。また、自身の専門性に合わせた研究を希望の場合、新たな留学先の開拓にもチャレンジできるよう、教室が海外のラボへのアプライを支援いたします。